Motornoise Audition

公開、 更新

Motornoise Audition

概要

 BVE用に制作されたモータ音データを、BVEを起動させることなく試聴するツールです。データ編集後のモータ音試聴をBVE上で確認するより素早く行えるため、モータ音データの制作速度向上に役立ちます。

更新履歴

2016-12-03
Version 1.2
状態ウィンドウにおける再生中のモータ音トラック一覧の列配置変更と項目ソートを実装
パラメータファイルを読み込めない場合は電制終了速度を変更しないよう修正
ファイルを読み込んだ時にまれにグラフが表示されない事象の解消
2016-11-23
Version 1.1
状態ウィンドウの実装
Excel等でファイルを開いてロックされたとき当アプリで読み込めなくなる事象の解消
パラメータファイル中でパラメータの後にコメントがあると正常にデータを読み込めない事象の解消
Shift_JIS以外のエンコーディングに対応
加速・減速の切り替え時にグラフがちらつく不具合の修正
再生位置カーソル表示処理の軽量化
アプリケーション設定ファイルの配置場所の変更
2016-10-07
Version 1.0
公開

ライセンス

 当アプリケーションには、サードパーティー製ソフトウェアが含まれています。当アプリケーションのダウンロード・使用・再頒布の際には、以下の一覧に示す全てのライセンス条項に同意されたものとします。

ソフトウェア名 ライセンス条項
Visual Studio 2013 Image Library* マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項

*インストーラ版のみ

ダウンロード

インストーラ版

 インストールを手軽に済ませたい場合はこちらからアプリ本体を入手してください。

Download (2016-12-03 更新, 352KiB / 361,114bytes)

ZIP版

 インストーラを使わず手動でインストールしたい場合はこちらからアプリ本体を入手してください。

Download (2016-12-03 更新, 162KiB / 166,843bytes)

インストール

 Motornoise AuditionはMicrosoft .NET Framework Version 3.5DirectX エンド ユーザー ランタイムの両方がインストールされているWindows上で動作します。お使いのPCにこれらのランタイムがインストールされていない場合は予めインストールしておいてください。

 インストーラ版をダウンロードされた場合は、ダウンロードしたzipファイルを解凍し、中に含まれているセットアップファイル(Setup.msi)を実行してください。ZIP版をダウンロードされた場合は、ダウンロードしたzipファイルを解凍し、中に含まれているMotornoise Auditionフォルダを適当な場所に移動してください。

アンインストール

 インストーラ版の場合は、コントロールパネルよりアンインストール操作を行ってください。ZIP版の場合は、Motornoise Auditionフォルダを丸ごと削除してください。

アップデート

 インストーラ版の場合は、セットアップファイルを実行してください。ZIP版の場合は解凍したMotornoise Auditionフォルダ中に含まれる全てのファイルを既存のMotornoise Auditionフォルダの中に上書きしてください。

簡単な使い方

車両設定ファイルの読み込み

 車両設定ファイル(Vehicle.txt)をメニューの「ファイル」→「開く」から選択するか、もしくはアプリ本体に直接ドラッグ&ドロップして読み込みます。読み込まれた車両設定ファイルから、モータ音の再生に必要なデータを探索し取得します。

ピッチ・ボリューム設定の確認

 画面右側に表示されるグラフ画面上で、ボリューム設定とピッチ設定を視覚的に確認することができます。

加減速度の設定

 現時点では加速度関係のデータの取得には対応しておらず、モータ音の試聴時の加速度は各自で設定する必要があります。加速度の設定は画面左側の「加速度パラメータ」の各数値を変更することで行うことができます。加速度の設定パラメータはBVE2/4時代に使用されていた車両エディタでの加速度設定に準じています。なお、減速度は速度に関わらず一定です。

加速度曲線表示

 メニューの「表示」→「加速度曲線」をクリックすると加速度曲線が表示され、加速度設定を視覚的に確認できます。加速度は水色の線で、減速度は黄色の線でグラフ上に表示されます。

チャンネルの設定

 左上の「チャンネル」中のラジオボタンを操作することで、右のグラフに表示されるデータや再生されるモータ音を加速時・減速時のいずれかに切り替えることができます。

モータ音の再生

速度とピッチ・ボリュームのグラフ表示

 画面右側のグラフ上で左クリックすると、再生バーの位置からモータ音が再生されます。再生状態でもう一度左クリックするとモータ音の再生が停止します。右クリックすると、クリックした位置(速度)からモータ音の再生が始まります。

 モータ音の再生時にはRun音も同時に再生されますが再生されるRun音のインデックスは0で固定です。このインデックスにRun音が割り当てられていない場合、Run音の再生が行われません。

データの再読み込み

 メニューから「ファイル」→「リロード」を選択するか、F5キーを押すとピッチと音量の設定テーブルのみ再読み込みを行います。この場合、素早くデータの読み込みが終わり、また音声の再生を中止しません。ピッチ・音量設定の編集時はこちらの再読み込みを使用します。

 また、「ファイル」→「全てリロード」を選択するか、CtrlキーとF5キーを同時に押した場合は、新規に車両設定ファイルを読み込んだ時と同様に、音声データなども含めたすべてのデータの再読み込みを行います。

詳しい使い方

 全ての機能について説明します。

 上部のメインメニューから行える操作について説明します。

ファイル

開く

 車両設定ファイル(Vehicle.txt)を読み込み、モータ音の再生に必要な設定を取得します。アプリへ車両設定ファイルをドラッグ&ドロップすることでもファイルを読み込むことが可能です。

リロード

 モータ音のピッチ・ボリュームの設定テーブルのみの再読み込みを行います。

全てリロード

 サンプリング音声データなどを含めて全てのデータの再読み込みを行います。「リロード」と比べて読み込みに時間がかかります。

終了

 アプリケーションを終了します。

表示

加速度曲線

 現在設定中の加速度曲線を表示します。水色の線は加速度、黄色の線は減速度を表します。

状態ウィンドウ

 現在の車両速度、加速度、再生中のモータ音トラックに関する情報をまとめて表示するウィンドウを表示します。

 「モータ音の再生状況」リストの列はドラッグ操作により任意の順番に並び替えることができます。また、列をクリックすることでクリックした列の項目を基準に一覧表示をソートすることができます。ソートを昇順で行うか、降順で行うかは現在ソート基準となっている列のクリックで切り替わります。

状態ウィンドウ

ヘルプ

ヘルプの表示

 オフラインヘルプを表示します。ヘルプファイルが見つからない場合はオンラインヘルプを表示します。

バージョン情報

 アプリケーションのバージョン情報を表示します。

コントロールパネル

コントロールパネル

 左のコントロールパネルが受け持つ機能を上から順に説明します。

チャンネル

 加速音と減速音のどちらの試聴とピッチ・ボリューム設定のグラフ表示を行うかを選択します。

電制終了速度

 減速時にモータ音の再生を終了する速度[km/h]を設定します。

 この項目は車両設定ファイルを読み込んだとき、車両パラメータファイルが指定されているのであればそのRegenerationLimitの数値を参照し自動入力されます。

減速度

 減速度[km/h/s]を設定します。

加速度パラメータ

加速度曲線と加速度曲線決定パラメータ

 加速度曲線を作成するためのパラメータを設定します。設定パラメータはBVE2/4における加速度曲線設定に使われているものを踏襲しています。

起動加速度

 起動時の加速度[km/h/s]を設定します。

定引張力域終端加速度

 定引張力制御が終了するときの加速度[km/h/s]を設定します。原則として起動加速度と同じ値を設定します。

定引張力域終了速度

 定引張力制御が終了する速度[km/h]を設定します。この速度以降は定出力域となり、以後加速度は速度に反比例して減少します。

定出力域終了速度

 定出力制御が終了する速度[km/h]を設定します。この速度以降は特性域となり、より加速度の落ち込みが大きくなります。

特性域減衰特性

 特性領域における加速度の減少の度合いを設定します。一般に特性領域では加速度が速度の二乗に反比例して減少するため2前後の値に設定するのが適切ですが、走行抵抗を加味して2より少し大きめの値にすると実感的になります。

再生

 チェックを入れた音声が試聴時に再生されます。

グラフ明度

 現時点で再生されていない音声トラックのグラフの明るさを設定します。この数値が小さいほどグラフは暗く、大きいほど明るくなります。

情報テキスト

 一番左に現在の速度、二番目に現在の加速度、三番目以降に現在再生中の音声トラック番号を表示します。

速度とピッチ・ボリュームのグラフ表示

 画面右側に各トラックにおける速度に対するボリュームとピッチの変化をグラフ表示します。ボリューム特性は細い線で、ピッチ特性は太い線で表されます。ピッチ特性グラフの描画は、当該トラックのボリュームがゼロより大きい部分のみにおいて行われます。

 グラフ上を左クリックすると再生バーの位置からモータ音が再生されます。同様にSpaceキーでもモータ音の再生と停止を行うことができます。右クリックするとクリックした位置(速度)に再生バーが移動した上でモータ音の再生が始まります。

 各トラック番号とグラフ色の対応は以下の表の通りです(nは0以上の整数)。

トラック番号 グラフ色
8n
8n + 1  
8n + 2  
8n + 3  
8n + 4
8n + 5  
8n + 6  
8n + 7  

アプリケーション設定について

 アプリを閉じた時、アプリ本体と同じフォルダにアプリ終了時の状態を保持する設定ファイルが保存されます。ただし、Program Filesフォルダ内などファイルの書き込みに制約のあるフォルダにアプリケーションを配置した場合、設定は保存されません。

 Version 1.1から、アプリケーション設定はアプケーション設定の格納用フォルダに保存されるように変更しました。