モータ音設定で有効なピッチとボリューム値の範囲
DirectSoundの仕様により、Bve trainsimにおけるモータ音のピッチとボリューム設定で有効な値の範囲は以下にて説明する通りとなります。
ピッチ
DirectSoundでの音声ピッチを変更は、サンプリングレートの変更によって実現されます。指定可能なサンプリングレート値は100が最小、200000が最大と定められており、音声波形データの本来のサンプリングレート値によって指定可能な最大ピッチ値は変動します。
例えば、オリジナルのサンプリングレートが44100Hzの場合は、200000 / 44100 ~ 4.54が指定可能なピッチの最大値となります。極端な例ですが192000Hzの場合は200000 / 192000 ~ 1.04が最大で、ピッチを上げることがほぼ不可能になります。
ボリューム
DirectSoundでのサウンド再生設定時に指定なボリューム値は、デシベル値で指定する仕様となっており、最小値は-10000、最大値は0となっています。-10000は限りなく小さい音量すなわち実質的な無音で、0はオリジナルと同じ音量です。したがって、音量を振幅倍率で指定するモータ音設定においては、有効な値の範囲は0から1となります。