概要
任意の音声ファイルのスペクトログラムを、再生しながらリアルタイムで表示します。音声ファイルだけでなく、ブラウザが対応しているならば、動画ファイルの音声のスペクトログラム表示も可能です。
更新履歴
- 2021-10-07
- 初版公開
使い方
メディアファイルの再生
音声ファイルや動画ファイルといったメディアファイルをアプリ画面上にドラッグ&ドロップするか、「ファイル選択」ボタンより選択して開くことで、その音声をリアルタイムでスペクトログラム表示しながら再生することができます。
端末の音声出力やマイク入力のキャプチャ
ブラウザが対応している場合、「再生」ボタンの右隣に「キャプ」ボタンが表示されます。この「キャプ」ボタンを押すと、端末の出力音声やマイク入力音声をキャプチャして解析し、その音声のスペクトログラム表示を行います。「停止」ボタンを押すとキャプチャを中止します。
この機能を初めて利用する場合には、当サイトに対して「マイクへのアクセス権限」を与える必要があります。なお、「マイクへのアクセス権」といったような表示がなされていますが、ブラウザの設定より「マイク」の「種類」を選択を行うことにより、端末の出力音声といったマイクとは関係のない音声ソースを選ぶこともできます。
「マイクへのアクセス権限」を得た後にキャプチャにより得る音声データは、当ツール内でのスペクトログラム表示にのみ使用します。外部への送信を行うことは一切ございません。
スペクトログラムの表示設定
「スペクトログラム設定」より、スペクトログラム表示のカスタマイズを行うことができます。
周波数マーク
特定の周波数の位置をスペクトログラム上で明示したい場合、その周波数を数値で指定します。また、半角スペース・カンマ・タブのいずれかで区切って複数数値を指定することにより、複数の周波数位置を表示することが可能です。
周波数下限
スペクトログラム下端の周波数を数値で指定します。
FFTサイズ
この数値が大きいほど、スペクトログラムの周波数軸(縦軸)の解像度が高くなり、一方で、時間軸(横軸)の解像度が低下します。
ゲイン
この数値が大きいほど、スペクトログラムは明るく表示されます。
レンジ
この数値が大きいほど、スペクトログラムのコントラストが小さくなります。
周波数カーソルの表示設定
「音名を表示」をチェックすると、スペクトログラム上にマウスオーバーしたときに表示される周波数カーソルに音名を併記します。